6月24日(土)から6月25日(日)の2日間、天候に恵まれ、すみだリバーサイドホールの会場で開催された「すみだ環境フェア2023」に参加しました。
今年は「みんなでやれば大きな力 はじめよう♪ ”未来のためにできること” ACTION!すみだSDGs」をテーマに環境団体や企業の皆さんによるエコクイズ・工作などの体験コーナーや、ステージでの発表会など楽しい催しが盛りだくさんでした。
うるおい広場では清掃車のごみ収集体験、トヨタの燃料電池自動車やハンギングバスケットの展示を行っていました。
初参加で、2年前にサテライトキャンパスとして墨田に開設した千葉大学の学外教育班の方々が蜜ろうエコワークショップの催しをしていました。
その様子は、J:COMのケーブルで6月27日(火)18時に全国配信されるとのことでした。
その中で、EVFは環境団体としてSDGsの17の目標の内、特に、4.質の高い教育をみんなに、7.エネルギーをみんなに。そしてクリーンに、
9.産業と技術革新の基盤を作ろう、13.気候変動に具体的な対策を、17.パートナーシップで目標を達成しよう。にトライしています。
今回の環境フェアでは、エネルギーについて関心を持ってもらうため、「自転車発電を体験しよう!」と題して実際に参加者が自転車を漕ぎ、発電体験ができるブースを設置しました。
2013年にすみだ環境フェアに初めて参加して、11年目になります。
今回は、小人数での参加ですので、自転車発電体験の認定証は100w級、200w級、300w級の3段階にクラス分けでの標示で実施しました。
たまたま、映像映えするアメリカからの13才の少女が体験中に、環境フェアを取材中の報道局記者の視点に適い、撮影とインタビューに応じました。
当日の6月24日(土)にTOKYO MXの18時の10分間ニュースに放送されるとのことでした。
私どもの声かけで、沢山の体験者が写真・動画撮影をしていました。
体験者は、延べ211名で昨年より多かつたです。
なかには、杖を曳いてこられた77歳の方が体験され、自身の70wの出力について自身の脚の筋力を確認されていました。
また、76歳の女性は100w級の認定でしたが大変面白かったと、この件を日記に書いておこうと話されました。
小学校の数人は、何度もブースを訪れ300w級にトライしてくれました。
未来を担う子供たちがチャレンジしたいと思える体験ができていたと考えます。
最初の体験者はラクビー選手で300w級を軽々と超えていました。
最終日に漕ぐ力のいる300w級を軽々と超えた人に、どのくらいの出力がでているのか計測してみました。
その結果、男子の方で瞬間ピーク624w、ならして456wでした。女性の方で瞬間ピーク562w、ならして423wでした。
また、お子さんには、手回し発電にもトライしてもらいました。
体験者は、延べ90名で昨年より遥かに多かつたです。幼児以上の方にも体験して頂いた結果だと思います。
その中で面白かったのは、水素情報館の方がこられ、ご自身のブースでは手回し発電で水素を発生させる体験の出展をしていましたが、
小さなハンドルを回して、LED照明を灯すとともに、大きなハンドルを回転させるシステムについて驚かれたことです。
なお、自転車利用人力発電機の試作車については、試乗体験はせず展示のみとし、10名程の関心の有りそうな方にザンビアでバッテリ-による蓄電で夜の照明と携帯電話への充電に役立っている仕組みについて紹介いたしました。
